生前の備え

生前整理は何から始める?無理なく進める順番

2026年7月13日監修:ReliefNote 創業者 北林 歩読了 約6分
結論

生前整理は「①情報 → ②モノ → ③思い出品」の順で進めるのが正解です。まず口座・保険・契約・連絡先など「どこに何があるか」を1か所にまとめることが最優先。ここが片づくだけで、いざという時のご家族の負担はいちばん軽くなります。焦らず、少しずつで大丈夫です。

この記事の内容
  1. まず「情報」から始めるのが正解
  2. 次に「モノ」、最後に「思い出品」
  3. 家族と共有して、はじめて意味がある
  4. 業者に頼める範囲
  5. 焦らない。少しずつでいい
  6. よくある質問

「生前整理」と聞くと、まずモノを捨てることを思い浮かべる方が多いかもしれません。けれど、残されたご家族がいちばん困るのは、実は「情報が分からないこと」です。どの銀行に口座があるのか、保険に入っていたのか、どんな契約があるのか——これが分からないと、家族は動けず、受け取れるお金を逃したり、手続きが何か月も止まったりします。だからこそ、始める順番が大切です。

1. まず「情報」から始めるのが正解

いちばん先に手をつけるべきは、モノではなく情報の棚卸しです。次のような「どこに何があるか」を、書き出して1か所にまとめます。

金額そのものより、「在り処(どこにあるか)」が分かることがいちばん大切です。残高は変わりますが、「どの銀行か」が分かれば家族はたどり着けます。

2. 次に「モノ」、最後に「思い出品」

情報が整ったら、モノの整理に移ります。ここでのコツは「判断のしやすい順」に進めることです。

思い出品を最初にやると、手が止まってしまいがちです。判断が軽いものから片づけ、思い出は「振り返る時間」として最後に楽しむくらいがちょうどよいでしょう。

3. 家族と共有して、はじめて意味がある

どれだけ丁寧に整理しても、その存在を家族が知らなければ役に立ちません。「まとめた」だけで終わらせず、どこに置いてあるか・どう見ればいいかを、信頼できる家族に伝えておきます。

「縁起でもない」と身構える必要はありません。「入院したときに困らないように」「災害のときのために」と、日常の延長として切り出すと、家族も受け止めやすくなります。生前整理は、亡くなったときだけでなく、入院・介護・災害でも同じように家族を助けます。

4. 業者に頼める範囲

モノの片づけや不用品の処分は、生前整理・不用品回収の専門業者に頼むこともできます。量が多い、大型家具がある、体力的に難しい——そんなときは無理をせず、まず無料見積もりで範囲と費用を確認しましょう。

一方で、情報の整理と家族への共有は、ご自身にしかできない部分です。ここは人任せにできません。「モノは業者、情報は自分」と役割を分けると、進めやすくなります。

5. 焦らない。少しずつでいい

生前整理は、一気に終わらせるものではありません。「今日は情報だけ」「今週は引き出し1つ」——それで十分です。大切なのは、完璧に終えることより、いちばん困る「情報」から手をつけておくこと。それだけで、ご家族の"もしも"は大きく軽くなります。

「情報の整理」から、無料で始められます

ReliefNote は、口座・保険・契約・連絡先などを、家族が受け取れる形で1か所に整理できる「家族情報ノート」です。何を書けばいいか迷わないよう、項目に沿って進められます。無料。

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6. よくある質問

生前整理は何から始めればいい?

モノより先に「情報」からです。口座・保険・契約・連絡先など「どこに何があるか」を1か所にまとめると、いざという時に家族が探し回らずに済み、負担がいちばん軽くなります。そのあとにモノ、最後に思い出品の順で。

生前整理と遺品整理は何が違う?

生前整理は元気なうちに自分で進めるもの、遺品整理は亡くなったあとに家族が行うものです。生前に整理しておくほど、残された家族の負担が小さくなります。

生前整理は業者に頼める?

モノの片づけや不用品処分は専門業者に頼めます。まず無料見積もりで範囲と費用を確認するとよいでしょう。情報の整理や家族への共有は、ご自身にしかできない部分です。

何歳から始めればいい?

年齢に決まりはありません。判断力・体力があるうちほど楽です。入院・介護・災害でも同じ情報が役立つため、思い立ったときが始めどきです。

リリーフノート
北林 歩 ReliefNote 創業者。家族の重要情報マネージャ「ReliefNote」を開発。