介護

介護休業給付金の申請方法と対象条件は?支給額の計算も解説

2026年9月20日監修:ReliefNote 創業者 北林 歩読了 約7分
結論

介護休業給付金は、休業開始時賃金の67%が支給額の目安で、対象家族1人につき通算93日まで、最大3回に分割して取得できます。申請は勤務先を通じてハローワークへ行うのが基本の流れです。

この記事の内容
  1. 対象条件は?誰がもらえる
  2. 支給額の計算方法
  3. 取得できる日数・回数
  4. 申請の流れと必要書類
  5. 介護休業給付金だけでは足りない理由
  6. よくある質問

家族の介護のために仕事を休むとき、収入面の不安は大きなものです。雇用保険には、介護のために休業した際に一定の給付を受けられる「介護休業給付金」という制度があります。この記事では、対象条件・支給額の考え方・申請の流れを整理します。

1. 対象条件は?誰がもらえる

介護休業給付金を受けるには、主に次のような条件を満たす必要があります。

要件は個人の雇用形態や勤務先の制度によって細かく異なります。まずは勤務先の人事・労務担当か、管轄のハローワークに確認するのが確実です。

2. 支給額の計算方法

支給額は、次のような考え方で計算されます。

「いくらもらえるか」を事前に正確に知りたい場合は、勤務先の労務担当を通じて、自分の賃金水準に基づいた試算をハローワークに相談するのが確実です。

3. 取得できる日数・回数

介護休業給付金は、休業日数と回数にルールがあります。

介護は先の見通しが立てにくいことも多いです。93日を最初から使い切らず、必要なタイミングに合わせて分割することも選択肢のひとつです。

4. 申請の流れと必要書類

一般的な申請の流れは次の通りです。

必要書類の例としては、休業開始時の賃金を確認できる書類、対象家族の続柄や介護状況を確認できる書類などが挙げられます。勤務先やハローワークによって求められる書類が異なる場合があるため、事前に確認しておくとスムーズです。

申請には期限があります。休業を終えたあと後回しにせず、勤務先の担当窓口に早めに相談しておきましょう。

5. 介護休業給付金だけでは足りない理由

介護休業給付金は収入面の支えになりますが、支給額は賃金の全額ではなく、対象日数にも上限があります。実際の介護では、介護保険の申請や、施設・在宅サービスの選択など、給付金以外にも並行して進める手続きが多くあります。

また、介護が始まるタイミングでは、家族の資産や契約、かかりつけ医の情報などを家族間で共有できているかどうかが、その後の負担を大きく左右します。入院・介護が急に始まったときにやることもあわせて確認しておくと安心です。

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6. よくある質問

介護休業給付金はいくらもらえますか?

休業開始時の賃金日額に休業日数を掛けた額の67%が目安です。上限額・下限額が設けられており、休業中に賃金の一部が支払われている場合は調整されます。詳細はハローワークで確認してください。

誰が介護休業給付金をもらえますか?

雇用保険の被保険者で、対象家族を介護するために2週間以上の常時介護を要する状態にある家族のために休業を取得し、一定の賃金日数要件などを満たす方が対象です。詳しい要件は雇用保険の窓口で確認してください。

介護休業は何日まで、何回まで取得できますか?

対象家族1人につき、通算93日まで、最大3回に分割して取得できます。93日を分割して使えるため、介護の状況に合わせて休業のタイミングを調整しやすくなっています。

申請はいつ、どこにしますか?

介護休業終了後に、勤務先を通じてハローワークへ申請するのが一般的です。申請期限が設けられているため、休業前に勤務先の担当窓口へ早めに相談しておくと安心です。

リリーフノート
北林 歩 ReliefNote 創業者。家族の重要情報マネージャ「ReliefNote」を開発。