契約・解約

公共料金(電気・ガス・水道)の名義変更・解約手順

2026年7月13日監修:ReliefNote 創業者 北林 歩読了 約6分
結論

故人名義の電気・ガス・水道は、その住まいに住み続けるなら「名義変更」、誰も住まなくなるなら「解約(使用中止)」を選びます。各社(電力・ガス会社、水道局)へ連絡し、口座振替・クレジット払いの支払い方法も併せて見直します。放置すると請求が続くため、早めの対応が安心です。

この記事の内容
  1. まず「名義変更」か「解約」かを決める
  2. 電気・ガス・水道それぞれの連絡先と進め方
  3. 手続きに必要な情報
  4. 支払い方法(口座振替・クレジット)の見直し
  5. 賃貸を退去する場合
  6. 早めの対応で無駄な支払いを防ぐ
  7. よくある質問

電気・ガス・水道は、毎日の暮らしに欠かせない一方で、契約が故人名義のままだと請求や引き落としが続いてしまいます。難しい手続きではありませんが、「住み続けるのか、住まなくなるのか」で進め方が変わります。まずはそこを整理しましょう。

1. まず「名義変更」か「解約」かを決める

最初に決めるのは、その住まいをこれからどうするかです。状況によって手続きが分かれます。

迷うときは、当面その住まいに人が住むかどうかを基準に考えると分かりやすいです。すぐ判断できない場合でも、まずは各社に事情を伝えれば、相談しながら進められます。

2. 電気・ガス・水道それぞれの連絡先と進め方

公共料金は3つとも窓口が異なります。それぞれ契約している会社・自治体へ連絡します。

連絡先や契約者の名義は、検針票(使用量のお知らせ)やマイページで確認できます。お客様番号もそこに記載されています。書類が見つからないときは、住所を伝えれば契約を照会してもらえることが多いです。

3. 手続きに必要な情報

電話やWebで手続きする際、次の情報を手元にそろえておくとスムーズです。

お客様番号は検針票に記載されています。紙の検針票が見当たらなくても、契約している会社のマイページや、住所からの照会で確認できることが多いので、まずは各社に問い合わせてみてください。

4. 支払い方法(口座振替・クレジット)の見直し

見落としやすいのが支払い方法です。故人名義で自動引き落としを設定していると、思わぬところで支払いが滞ります。

名義変更・解約の連絡と同じタイミングで支払い方法を切り替えておくと安心です。名義変更なら新しい名義人の口座・カードへ、解約なら最後の精算方法を確認しておきましょう。相続後の口座凍結や払い戻しの流れは、親が亡くなったら、まず何をする?でも触れています。

5. 賃貸を退去する場合

賃貸住宅では、退去に合わせて公共料金を止めます。段取りを間違えると、退去後も基本料金がかかったり、逆に必要なときに水道が使えなかったりします。

室内に残された機器やデータの扱いについては、デジタル遺品も参考になります。

6. 早めの対応で無駄な支払いを防ぐ

公共料金は、使っていなくても契約が続く限り基本料金が発生することがあります。自動引き落としが続けば、気づかないうちに支払いが重なっていきます。金額は会社・自治体により異なりますが、放置して得になることはありません。

「住み続けるのか、住まなくなるのか」が決まったら、なるべく早く各社へ連絡するのが、無駄な支払いを防ぐいちばんの方法です。判断に迷う間だけでも、各社に事情を伝えておけば安心です。

「どこに何の契約があるか」をひとまとめに

ReliefNote は、電気・ガス・水道や各種契約の「お客様番号・支払い方法・連絡先」を1か所に整理できます。生前に記録しておけば、いざという時にご家族が探し回らずに済みます。無料。

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7. よくある質問

故人名義の公共料金を放置するとどうなる?

使用していなくても契約が続く限り基本料金などが発生し続けます。自動引き落としの場合、故人名義の口座が凍結されると引き落としが止まり、延滞になることもあります。誰も住まない住まいは早めに解約(使用中止)するのが安心です。

名義変更と解約はどちらを選べばいい?

その住まいに住み続ける方がいるなら名義変更、誰も住まなくなるなら解約(使用中止)を選びます。賃貸を退去する場合は退去日に合わせて使用中止にします。当面の居住予定を基準に考えると分かりやすいです。

手続きに必要なものは?

お客様番号(検針票やマイページで確認)、故人の氏名・住所、届出人の氏名・連絡先、名義変更や解約の希望日が主に必要です。支払い方法を変える場合は新しい名義人の口座やカード情報も用意しておくとスムーズです。

支払いの口座振替はどうなる?

故人名義の口座からの自動引き落としは、口座が凍結されると止まります。カード払いもカードが解約されると使えません。手続きと併せて、支払い方法を新しい名義人の口座・カードへ切り替えておくと滞納を防げます。

リリーフノート
北林 歩 ReliefNote 創業者。家族の重要情報マネージャ「ReliefNote」を開発。