親が亡くなったらAmazon・楽天など通販アカウントはどうする?退会・ポイント引継ぎの手順
本人以外はログインできないためID・パスワードの確認が最優先です。ギフト券残高やポイントは原則相続・返金できないと考え、カード情報の削除と定期便の停止を早めに行い、カスタマーサポートへ死亡を連絡して退会手続きを進めましょう。
親が亡くなったあと、スマホやパソコンを開くとAmazonや楽天市場にログインしたままの状態になっていることがあります。けれど、そこに残っているのはギフト券の残高やポイントだけでなく、登録されたクレジットカード情報や定期的な自動注文です。放置すると不正利用や不要な支払いにつながるため、早めに手を付けておきたい領域のひとつです。
1. ログインできない時にまず確認すること
通販サイトのアカウントは、原則として契約者本人以外がログインして操作することを想定していません。パスワードが分からずログインできない場合は、まず次の手がかりを探します。
- エンディングノートやメモにID・パスワードの記載がないか確認する
- スマホのパスワード管理アプリ・ブラウザの保存パスワードを確認する(スマホ自体のロック解除が必要な場合もあります)
- 登録メールアドレスに届く通知から、利用していたサービスを洗い出す
どうしても分からない場合は、無理に推測でログインを試みるより、後述するカスタマーサポートへの連絡を優先したほうが安全です。スマホ自体のロック解除が必要な場合は、スマホのロック解除についても合わせて確認しておくと手続きがスムーズです。
2. ギフト券残高・ポイントは引き継げる?
Amazonギフト券の残高や楽天ポイントなどは、会員本人に紐づくものとして扱われることが一般的で、死亡後に家族が自動的に引き継いで使えるとは限りません。返金や移行の可否は各社の利用規約によって異なるため、残高が気になる場合はカスタマーサポートに確認する必要があります。
- 残高の有無は、本人以外にはアカウントにログインしないと確認しづらい
- 「引き継げる」という前提で動くと、後で対応できないケースもあるため、問い合わせ前提で考える
- 規約は各社で定期的に見直されるため、最新の案内を確認することが大切
3. 登録されたカード情報の削除・退会
通販アカウントには、クレジットカード情報が登録されていることが多くあります。アカウントが使われないまま放置されると、意図しないアクセスが生じた場合に不正利用されるリスクが残ります。
- ログインできる場合は、登録済みのカード情報を先に削除する
- そのうえで、カスタマーサポートに死亡の旨を伝えてアカウントの退会(削除)を依頼する
- カードそのものの解約も別途必要になるため、クレジットカードの解約も合わせて進める
4. 定期おトク便・サブスク注文をすぐ止める
Amazonの定期おトク便や楽天の定期購入、会員費のかかるサービスなどは、止めない限り自動で注文・課金が続きます。故人名義のカードや銀行口座から支払いが続いてしまうこともあるため、早めの停止が必要です。
- 定期便・定期購入の一覧を確認し、次回発送予定があるものから止める
- 月額の会員サービス(配送無料会員など)も忘れずに確認する
- 止め方が分からない場合は、カスタマーサポートに相談してもよい
通販アカウント以外にも、動画配信やアプリの月額サービスなど、故人が契約していたデジタルサービス全般を見直しておくと安心です。詳しくはデジタル遺品の整理も参考にしてください。
5. カスタマーサポートへの死亡連絡と必要書類
アカウントの退会やポイントの扱いについて確認するには、各社のカスタマーサポートへ死亡の旨を連絡します。対応窓口や必要な書類は会社や時期によって異なりますが、一般的には次のような準備をしておくとスムーズです。
- 死亡診断書のコピーなど、死亡を確認できる書類を求められることがある
- 連絡者が家族であることを示すため、続柄が分かる書類を求められる場合もある
- 問い合わせ方法(電話・問い合わせフォームなど)やスピードは会社によって異なる
「どこに登録していたか」を、元気なうちに記録
ReliefNote は、通販サイトやサブスクなど故人が使っていたサービスの情報をあらかじめ記録しておける家族情報マネージャです。いざという時、家族が一つずつ探し回らずに手続きを進められます。無料。
ReliefNote を無料で使ってみる6. よくある質問
本人以外はログインできないため、まずID・パスワードの手がかりを確認します。登録済みのカード情報を削除し、定期便などの自動注文を止めたうえで、各社のカスタマーサポートに死亡の旨を連絡して退会手続きを進めます。
ギフト券残高やポイントは会員本人に紐づくものとされ、死亡後に家族が引き継いで使える保証はありません。相続や返金の可否は各社の利用規約で異なるため、カスタマーサポートに確認することをおすすめします。
カード情報が登録されたまま放置されると、アカウントへ何らかの形でアクセスされた場合に不正利用されるリスクがあります。また定期おトク便などの自動注文が止まらず、支払いが続いてしまうこともあります。
各社のヘルプページやお問い合わせ窓口から死亡の旨を連絡します。死亡診断書のコピーなど、死亡を確認できる書類の提出を求められる場合があるため、事前にコピーを用意しておくとスムーズです。
