契約・解約

故人のクレジットカードの解約手順と注意点

2026年7月13日監修:ReliefNote 創業者 北林 歩読了 約7分
結論

亡くなった親のクレジットカードは、まずカード会社へ連絡して利用停止・解約します。ただし急いで解約する前に、そのカードで払っていた公共料金などの引き落としを別の支払い方法へ切り替えておくのが大切です。あわせて未払い・分割残の確認、ETCや付帯サービスの停止、ポイントの扱いを確認しましょう。

この記事の内容
  1. まずカード会社へ連絡する
  2. 解約前に引き落とし先を切り替える
  3. 未払い・分割/リボ残高の確認
  4. ETC・付帯サービスの停止
  5. ポイント・マイルの扱い
  6. よくある質問

クレジットカードは名義人本人だけが使える契約で、亡くなった時点で利用できなくなります。家族カードやETC、公共料金の引き落としなど、1枚のカードには意外と多くの支払いがぶら下がっているもの。順番を間違えると、料金の未払いや二重の手間につながります。落ち着いて進めましょう。

1. まずカード会社へ連絡する

カードの裏面や利用明細に記載のカード会社の窓口へ電話し、名義人が亡くなったことを伝えます。

どのカードを持っていたか分からないときは、通帳やスマホの明細、財布の中を確認します。生前にエンディングノートや情報のまとめがあると、この作業が一気に楽になります。

2. 解約前に引き落とし先を切り替える

ここが最重要ポイントです。カードを解約すると、そのカードで自動決済していた支払いがすべて止まります。止まったことに気づかず、料金の未払いやサービス停止につながることがあります。

解約の前に、次のような「そのカードで払っていたもの」を洗い出し、別のカードや口座に切り替えましょう。

公共料金の名義や支払い方法の変更については、公共料金の名義変更もあわせてご確認ください。

3. 未払い・分割/リボ残高の確認

解約の際は、未払いの利用分や、分割払い・リボ払いの残債がないかを確認します。これらは原則として相続財産(債務)として扱われ、相続人が引き継ぐことになります。

負債が大きく、遺産全体でマイナスになりそうな場合は、相続放棄(家庭裁判所へ3か月以内)を検討する選択肢もあります。判断の前に、残債の金額を確認しておきましょう。詳しくは相続放棄の基礎知識を参照してください。

4. ETC・付帯サービスの停止

クレジットカードには、本体以外にもさまざまなサービスがひもづいています。解約前後に、次の点も確認しましょう。

5. ポイント・マイルの扱い

貯まっていたポイントやマイルの扱いは、カード会社の規約によって大きく異なります。名義人の死亡で失効するものが多い一方、家族への移行や支払いへの充当が認められる場合もあります。

ポイントは見落とされがちですが、失効すると取り戻せません。解約の連絡時に、ポイントの扱いもあわせて聞いておくのがおすすめです。

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ReliefNote は、亡くなった後の解約手続きを、順番と連絡先つきで案内します。生前に「どのカードで何を払っているか」を記録しておけば、ご家族が探し回らずに済みます。無料。

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6. よくある質問

亡くなった親のクレジットカードはどうする?

まずカード会社へ電話し、利用停止と解約を依頼します。カードは本人専用で亡くなると使えません。未払いや分割残の精算、ETCや公共料金の切り替えもあわせて行います。

故人のカードで公共料金を払っていた。どうなる?

解約すると引き落としが止まり未払いになる恐れがあります。解約前に、そのカードで払っていたものを確認し、別のカードや口座へ切り替えてから解約すると安全です。

未払いや分割の残高は誰が払う?

原則として相続財産(債務)として扱われ、相続人が引き継ぎます。負債が大きい場合は相続放棄(3か月以内・家庭裁判所)を検討することもできます。

貯まっていたポイントは引き継げる?

カード会社の規約により異なり、死亡で失効するものが多い一方、移行や充当が認められる場合もあります。時効・失効があるため解約時に確認を。

リリーフノート
北林 歩 ReliefNote 創業者。家族の重要情報マネージャ「ReliefNote」を開発。