介護・入院

在宅看取りとは?準備しておくことと最期を迎えるまでの流れ

2026年9月5日監修:ReliefNote 創業者 北林 歩読了 約8分
結論

在宅看取りは、訪問診療医と訪問看護の24時間体制を事前に整えておくことが何より大切です。息を引き取った際は体を動かさず、まず訪問診療医または訪問看護に連絡し、死亡確認と死亡診断書の発行を受けてから葬儀社へ連絡します。

この記事の内容
  1. 在宅看取り前に整えておく訪問診療・訪問看護の体制
  2. 容体が急変したときの連絡先と対応
  3. 息を引き取ったときに家族が行うこと
  4. 死亡診断書の受け取りと葬儀社への連絡
  5. 看取りを終えた家族の心のケア
  6. よくある質問

住み慣れた自宅で最期を迎える「在宅看取り」を選ぶご家族が増えています。ただし在宅看取りは、病院とは違い、いざというときに頼れる医療者が近くにいません。だからこそ、事前の体制づくりと、いざというときの手順を家族が知っておくことが欠かせません。この記事では、準備から最期を迎えるまでの流れを順を追って整理します。

1. 在宅看取り前に整えておく訪問診療・訪問看護の体制

在宅看取りを選ぶと決めたら、まず整えるべきは医療・看護の体制です。

在宅看取りに対応するかどうかは医療機関によって方針が異なります。訪問診療を頼む前に「看取りまで自宅で対応してもらえるか」を率直に相談しておくと、後で慌てずに済みます。

2. 容体が急変したときの連絡先と対応

在宅看取りでは、容体の急変時にどう動くかを家族全員で共有しておくことが重要です。

「救急車を呼ばない」という判断は、家族だけで決めるのが不安なことも多いものです。迷ったときにすぐ相談できるよう、訪問診療医の連絡先は目につく場所に貼っておくと安心です。

3. 息を引き取ったときに家族が行うこと

その瞬間が訪れたら、家族がすることは多くありません。落ち着いて次の順で進めます。

関連する準備として、親と「もしも」の話をしておくことや、亡くなった後の全体の流れは親が亡くなったらまずやることリストにまとめています。あわせて確認しておくと、慌てずに進められます。

4. 死亡診断書の受け取りと葬儀社への連絡

死亡診断書は、その後の年金・保険・相続などさまざまな手続きで必要になる大切な書類です。原本は大切に保管し、コピーで対応できる手続きにはコピーを使うようにしましょう。

5. 看取りを終えた家族の心のケア

在宅看取りは、家族が身近で最期の時間を過ごせる一方、看護や介護の負担、そして見送った後の心の疲れも大きくなりがちです。

「いざ」のときに慌てないために

ReliefNote は、訪問診療医の連絡先や在宅看取りの方針、必要な手続きを1か所に記録しておけるアプリです。家族が急いで探し回らずに済むよう、生前から備えておけます。無料。

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6. よくある質問

在宅看取りをするには、まず何を準備すればいい?

まず訪問診療医と訪問看護ステーションを決め、24時間連絡できる体制を整えます。看取りに対応してくれる医師と事前に取り決めをしておくことが、在宅看取りの土台になります。

容体が急変したとき、救急車を呼んでもいい?

在宅看取りを選んだ場合、救急車を呼ぶと救命処置や搬送が優先され、自宅で穏やかに看取るという方針と合わなくなることがあります。急変時はまず訪問診療医・訪問看護に連絡する取り決めを、事前にしておくことが大切です。

息を引き取ったら、まず何をすればいい?

体を動かさず、事前に決めていた訪問診療医または訪問看護ステーションへ連絡し、死亡確認に来てもらいます。夜間・休日でも、在宅看取りに対応する体制であれば駆けつけてもらえます。

死亡診断書はいつ受け取れる?

医師が自宅で死亡確認を行った後、その場または後日に死亡診断書を発行してもらえます。受け取り後、葬儀社に連絡してご遺体の安置・搬送を依頼する流れになります。

リリーフノート
北林 歩 ReliefNote 創業者。家族の重要情報マネージャ「ReliefNote」を開発。