相続

準確定申告とは?4か月以内に必要なケースと手続き

2026年7月13日監修:ReliefNote 創業者 北林 歩読了 約7分
結論

準確定申告は、亡くなった方のその年の所得を、相続人が代わって申告・納税する手続きです。期限は相続の開始を知った日の翌日から4か月以内。故人が自営業・年金・不動産所得などで確定申告が必要だった場合に行います。還付を受けられることもあるため、該当しそうなら早めに確認しましょう。

この記事の内容
  1. 準確定申告とは
  2. 必要なケース・不要なケース
  3. 誰が・いつまでに申告するか
  4. 手続きの流れと必要書類
  5. 税理士に相談する目安
  6. よくある質問

確定申告は、本来その年の所得を翌年に申告するものですが、年の途中で亡くなった方は自分で申告できません。そこで、相続人が故人に代わって行うのが準確定申告です。期限が短く、見落とされやすい手続きのひとつなので、早めに要否を確認しておきましょう。

1. 準確定申告とは

準確定申告とは、亡くなった方の「その年の1月1日から亡くなった日まで」の所得について、相続人が申告・納税する手続きです。故人が確定申告をする立場だった場合に必要になります。

2. 必要なケース・不要なケース

すべての人に必要なわけではありません。故人が確定申告をする立場だったかどうかが判断の目安です。

必要になりやすいケース

還付が見込まれるケース(申告すると戻る場合)

年金や給与のみで一定の条件を満たす場合など、そもそも申告が不要なこともあります。判断に迷うときは税務署や税理士に確認しましょう。

3. 誰が・いつまでに申告するか

準確定申告は相続人が行います。相続人が複数いる場合は、原則として全員が共同で申告します。

項目内容
申告する人相続人(複数なら原則全員が共同)
期限相続の開始を知った日の翌日から4か月以内
提出先故人の住所地を管轄する税務署
納税/還付各相続人が法定相続分などに応じて分担・受領
期限は4か月以内と短めです。相続放棄(3か月以内)や相続税の申告(10か月以内)など、他の期限とあわせて把握しておきましょう。詳しくは相続手続きの期限一覧をご覧ください。

4. 手続きの流れと必要書類

おおまかな流れは次のとおりです。

一般的にそろえる書類の例です(状況で異なります)。

5. 税理士に相談する目安

次のような場合は、税理士に相談するとスムーズです。

準確定申告は相続手続き全体の入り口のひとつです。全体像を把握するには、親が亡くなったらやることもあわせてご確認ください。

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6. よくある質問

準確定申告は必要?いつまで?

故人にその年の所得があり、通常なら確定申告が必要だった場合に、相続人が代わって行います。期限は相続の開始を知った日の翌日から4か月以内。税務署へ申告・納税します。不要なケースもあります。

どんなときに必要になる?

故人が自営業、家賃収入があった、年金収入が一定額を超えていた、複数から給与を受けていた、医療費が多く還付が見込まれる、といったケースで必要になることが多いです。

誰が申告する?

相続人が申告します。複数いる場合は原則全員が共同で申告し、連署した付表を添えて提出します。納税や還付も法定相続分などに応じて分担します。

税理士に相談したほうがいい?

故人に事業・不動産所得があった、収入や控除が複雑、相続人が多い場合は税理士に相談すると安心です。相続税の申告とあわせて相談できることも多いです。

リリーフノート
北林 歩 ReliefNote 創業者。家族の重要情報マネージャ「ReliefNote」を開発。