手続きの基本

火葬許可証・埋葬許可証とは?受け取りと使い方

2026年7月14日監修:ReliefNote 創業者 北林 歩読了 約6分
結論

火葬許可証は死亡届の提出と同時に役場から交付される書類で、火葬後に火葬場の押印を受けるとそのまま埋葬許可証になります。納骨の際に霊園・寺院へ提出するため、骨壷と一緒に大切に保管してください。

この記事の内容
  1. 火葬許可証と埋葬許可証の違い
  2. 火葬許可証の受け取り方
  3. 火葬後——埋葬許可証になる
  4. 納骨のときに提出する
  5. 紛失したときの再発行
  6. 大切に保管するためのポイント
  7. よくある質問

親が亡くなった直後、葬儀の手配と並行して役場への届出が必要になります。そのときに受け取る書類のひとつが火葬許可証です。「埋葬許可証と何が違うの?」「いつ、誰が受け取るの?」という疑問を持つ方は多く、混乱しがちな書類です。この記事では、受け取りから納骨まで、一連の流れを整理します。

死亡後の全体的な手続きの流れについては、親が亡くなったら、まず何をする?やることリストと順番【保存版】もあわせてご覧ください。

1. 火葬許可証と埋葬許可証の違い

「火葬許可証」と「埋葬許可証」は、別々の書類ではなく、同じ1枚の書類が段階によって呼び名が変わるものです。

つまり、火葬の前に使う書類が「火葬許可証」、火葬後に使う書類が「埋葬許可証」。書類は1枚、役割が変わるだけです。

2. 火葬許可証の受け取り方

火葬許可証は、死亡届を提出した市区町村役場の窓口で、届出と同時に交付されます。

手順の流れ

  1. 医師から死亡診断書(死体検案書)を受け取る
  2. 死亡診断書と一体になった死亡届の用紙に必要事項を記入する
  3. 故人の本籍地・死亡地・届出人の住所地のいずれかの市区町村役場に提出する(7日以内)
  4. 役場の窓口から火葬許可証を受け取る
葬儀社が代行してくれることがほとんどです。死亡届の提出と火葬許可証の受け取りは、多くの場合、葬儀社のスタッフが手続きを代行します。夜間・休日でも役場の時間外窓口で対応している自治体が多いため、葬儀社に確認してみてください。

受け取りに必要なもの(一般的な例)

必要書類や手数料の有無は自治体によって異なります。詳細はお住まいの市区町村窓口にご確認ください。

3. 火葬後——埋葬許可証になる

火葬を行う際、火葬許可証を火葬場の受付に提出します。火葬が終わると、火葬場職員が書類に火葬執行の証明となる押印をして返却してくれます。この押印された書類が、そのまま埋葬許可証として機能します。

火葬場での受け渡しも、葬儀社スタッフが立ち会いのもとで進めてくれることが一般的です。受け取った後は、自分でしっかり保管する意識が大切です。

4. 納骨のときに提出する

火葬後に受け取った埋葬許可証は、お骨をお墓・納骨堂・永代供養墓などに納める「納骨」の際に、霊園や寺院の管理者へ提出します。

納骨のタイミングに決まりはある?

法律で納骨の期限は定められていません。四十九日法要のタイミングで納骨される方が多いですが、一周忌・三回忌に合わせる方、お墓の準備が整ってから納骨される方もいます。埋葬許可証はその間ずっと保管しておく必要があります。

5. 紛失したときの再発行

「気づいたら見当たらない」というケースも少なくありません。状況によって対応先が異なります。

紛失したタイミング 相談・申請先の目安
火葬前に火葬許可証を紛失 死亡届を提出した市区町村役場へ再交付を申請
火葬後に埋葬許可証を紛失 火葬を行った火葬場がある市区町村役場、または死亡届を提出した役場へ相談
再発行の手続きや手数料は自治体によって異なります。「どこで火葬したか」「死亡届をどこに提出したか」の記録があると、スムーズに相談できます。まずはお住まいの市区町村窓口に問い合わせてみてください。

6. 大切に保管するためのポイント

埋葬許可証は、納骨まで数週間〜数年間保管し続けることもあります。紛失しないための工夫をいくつか紹介します。

重要書類の保管場所や、親の手続き情報を家族で共有しておくことの大切さについては、エンディングノートの書き方と残し方もあわせてご参照ください。

「どこに何があるか」を家族と共有する

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7. よくある質問

火葬許可証と埋葬許可証はどう違いますか?

同じ1枚の書類です。火葬の前に使うときは「火葬許可証」、火葬後に火葬場の押印が入ったものを「埋葬許可証」と呼びます。別々の書類を用意する必要はありません。

火葬許可証はいつ、どこでもらえますか?

死亡届を提出した市区町村役場の窓口で、届出と同時に交付されます。多くの場合、葬儀社が死亡届の提出と火葬許可証の受け取りを代行してくれます。夜間・休日でも時間外窓口で対応している自治体もあります。

埋葬許可証はいつ必要になりますか?

お骨をお墓や納骨堂に納める「納骨」の際に霊園や寺院の管理者へ提出します。納骨のタイミングに法的な期限はありませんが、それまでの間、骨壷と一緒に保管しておく必要があります。

火葬許可証・埋葬許可証を紛失したらどうすればいいですか?

火葬前に紛失した場合は、死亡届を提出した市区町村役場で再交付の申請ができます。火葬後(埋葬許可証の状態)で紛失した場合は、火葬を行った火葬場がある市区町村役場または死亡届を提出した役場に相談してください。手数料や必要書類は自治体により異なります。

リリーフノート
北林 歩 ReliefNote 創業者。家族の重要情報マネージャ「ReliefNote」を開発。