手続きの基本

香典返しと四十九日、いつ何をする?

2026年7月19日監修:ReliefNote 創業者 北林 歩読了 約7分
結論

四十九日法要が「忌明け」の大きな節目です。香典返しは忌明け後2〜3週間以内に贈るのが一般的で、のし表書きは仏式なら「志」、水引は「結び切り」が基本。ただし地域・宗派によって慣習が異なるため、不安な場合は葬儀社や菩提寺に確認しましょう。

この記事の内容
  1. 四十九日とは何か、なぜ区切りになるのか
  2. 四十九日法要の準備と流れ
  3. 香典返しはいつ・何を贈る?
  4. のしと挨拶状の基本
  5. 即日返しをした場合の対応
  6. 地域・宗派による違いに注意
  7. よくある質問

親を亡くしてバタバタと葬儀を終えると、次に待っているのが四十九日の法要と香典返しです。「いつまでに何をすればいいのか」「のしはどう書けばいいのか」と、初めてのことに戸惑う方は少なくありません。この記事では、四十九日前後にやることを整理し、香典返しの準備で迷いやすいポイントを分かりやすく解説します。

葬儀直後の手続き全体については、親が亡くなったら、まず何をする?やることリストと順番もあわせてご覧ください。

1. 四十九日とは何か、なぜ区切りになるのか

仏式では、亡くなった日から数えて49日目を「四十九日(しじゅうくにち)」といい、この日に故人の魂が次の世界へ旅立つとされています。この節目をもって「忌が明ける(忌明け)」とされ、喪中の一段階が終わりを迎えます。

「四十九日」は逝去日を「1日目」として数えます。月をまたぐと計算が分かりにくくなるため、カレンダーで一度確認しておくと安心です。

2. 四十九日法要の準備と流れ

四十九日法要は、お寺・自宅・斎場などで行います。参列者の都合を考えて、49日目の直前の土日・祝日に繰り上げることが多いです(「繰り上げ法要」)。

準備のスケジュール目安

「埋葬許可証」は、死亡届を提出した際に交付された火葬許可証が火葬場で受け付けられた後に返却されたものです。紛失しないよう大切に保管しておきましょう。お墓・納骨についての詳細はお墓と納骨の手続きガイドもご参照ください。

3. 香典返しはいつ・何を贈る?

香典返しとは、葬儀でいただいた香典へのお礼の品です。「忌明けの報告」と「感謝の気持ち」を合わせて伝えるものとされています。

贈るタイミング

品物の選び方

4. のしと挨拶状の基本

香典返しには、のし紙と挨拶状を添えます。書き方に迷いやすいポイントをまとめます。

のし表書き

表書きの慣習は地域・宗派・家によって異なります。不安な場合は、お世話になった葬儀社や仏具店・デパートの担当者に相談するのが確実です。

挨拶状に盛り込む内容

挨拶状は、印刷されたものを品物に同封するのが一般的です。記載する主な内容は以下のとおりです。

挨拶状では、「、」「。」などの句読点を使わないのが正式とされています。文章の区切りは字下げや改行で表現します。葬儀社や印刷業者のテンプレートを活用すると便利です。

外のしと内のしの違い

5. 即日返しをした場合の追加対応

近年、葬儀当日に参列者全員へ一律の品を「即日返し(当日返し)」としてお渡しするスタイルが増えています。手間が省ける半面、気をつけたいことがあります。

6. 地域・宗派による違いに注意

香典返しや法要の慣習は、地域や宗派によってかなり異なります。「一般的な目安」はありますが、絶対的なルールではありません。

「正解は一つ」ではありません。気持ちを丁寧に伝えることが大切で、細かい作法については葬儀社・菩提寺に気軽に相談してください。

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よくある質問

香典返しはいつ贈ればいいですか?

一般的には四十九日法要が終わった忌明け後、2〜3週間以内を目安に贈ります。地域や宗派によっては「忌明け」の節目が異なる場合があります。葬儀当日に即日返しをした場合でも、高額の香典をいただいた方への追加のお返しを忘れないようにしましょう。

香典返しののし表書きはどう書けばいいですか?

仏式では「志」が最も広く使われます。関西を中心に「粗供養」と書く地域もあります。神式では「偲び草」「志」、キリスト教式では「志」が一般的です。水引は「黒白結び切り」または「双銀結び切り」を用います。慣習は地域・宗派で異なるため、不安な場合はお世話になった葬儀社や仏具店に確認するのが確実です。

四十九日法要の準備はいつから始めればいいですか?

四十九日法要は逝去から49日目が本来ですが、参列者の都合を考え、直前の土日に繰り上げて行うことが多いです。お寺・斎場の予約、案内状の発送、引き出物の手配などがあるため、逝去から2〜3週間後には準備を始めると余裕をもって進められます。

即日返し(当日返し)をした場合、香典返しは不要ですか?

葬儀当日に一律の品を即日返しとして渡した場合でも、いただいた香典の金額が高額だった方には、忌明け後に改めて追加のお返しをするのが丁寧とされています。即日返しの品は一定金額以下の場合を想定したものが多いため、金額の差があった方には個別対応しましょう。

リリーフノート
北林 歩 ReliefNote 創業者。家族の重要情報マネージャ「ReliefNote」を開発。