死亡後の手続き

後期高齢者医療保険証の返却方法と手続き完全ガイド

2026年10月19日監修:ReliefNote 創業者 北林 歩読了 約7分
結論

後期高齢者医療保険証は、資格喪失届とあわせて市区町村役場の窓口へ返却します。目安は死亡後14日以内。同じ窓口で葬祭費や高額療養費の還付申請も案内されることが多いです。

この記事の内容
  1. 後期高齢者医療制度とは(対象と保険証の違い)
  2. 保険証の返却先・方法・期限
  3. 同じ窓口で案内される給付(葬祭費・高額療養費)
  4. 未納の保険料がある場合の精算
  5. 健康保険の資格喪失手続きとの違い
  6. よくある質問

親が高齢で亡くなった場合、手元に残るのが「後期高齢者医療被保険者証」です。健康保険の保険証と形が似ているため、どこに返せばいいのか、他の手続きと何が違うのか迷う方が多くいます。この記事では、返却の方法と、あわせて進めておきたい手続きを整理します。

1. 後期高齢者医療制度とは(対象と保険証の違い)

後期高齢者医療制度は、原則75歳以上(一定の障害がある場合は65歳以上)の方が加入する医療保険制度です。会社員が加入する健康保険(被用者保険)や、現役世代が加入する国民健康保険とは別の制度で、運営は都道府県単位の広域連合、窓口業務は各市区町村が担っています。

2. 保険証の返却先・方法・期限

返却先はお住まいの市区町村役場の後期高齢者医療の窓口です。多くの自治体では、死亡届の提出窓口と同じフロアや近くの窓口で案内されます。

資格喪失届の提出自体は、死亡届の提出に合わせて自治体側で処理される場合もあります。ただし保険証の現物の返却は別途必要になることが多いため、窓口で「保険証を持ってきたか」を必ず確認されます。手元にあるかどうか、早めに確認しておきましょう。

死亡届そのものの書き方や提出の流れは 死亡届の書き方と提出手続き でも詳しく解説しています。あわせて確認しておくと、当日の動きがスムーズになります。

3. 同じ窓口で案内される給付(葬祭費・高額療養費)

保険証の返却に行くと、あわせて次のような給付の案内を受けられることが多いです。申請しないと受け取れないため、窓口で確認しておきましょう。

葬祭費・高額療養費のいずれも、申請しないと支給されません。資格喪失の手続きのときに「対象になりそうなものはあるか」を一度まとめて聞いておくと、後日の申請漏れを防げます。

4. 未納の保険料がある場合の精算

後期高齢者医療の保険料は、年金からの引き落とし(特別徴収)か、口座振替・納付書での支払い(普通徴収)のいずれかで納めている方が多くいます。死亡時点で未納の保険料がある場合は、相続人が精算する義務を負います。

5. 健康保険の資格喪失手続きとの違い

「健康保険の資格喪失」と「後期高齢者医療の資格喪失」は、名前が似ているため混同しやすいポイントです。

世帯主の変更が必要なケースについては 世帯主変更届の手続き も参考にしてください。親が世帯主だった場合、後期高齢者医療の手続きと同時に進められることが多いです。

必要な手続きだけを、順番に

ReliefNote は、保険証の返却や給付の申請など、必要な手続きだけを絞り込み、期限や持ち物まで案内します。無料で始められます。

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6. よくある質問

親が亡くなったら後期高齢者医療保険証はどうすればいい?

資格喪失届とあわせて、お住まいの市区町村役場の窓口に保険証を返却します。目安は死亡後14日以内です。窓口では葬祭費や高額療養費の還付申請についても案内を受けられることが多いです。

保険証を返却し忘れたらどうなる?

すぐに罰則があるわけではありませんが、資格喪失後の保険証は使用できません。手元に残っている場合は、気づいた時点で早めに市区町村役場へ返却しましょう。

後期高齢者医療保険と健康保険の資格喪失手続きは同じ?

異なります。75歳以上(一定の障害がある場合は65歳以上)は後期高齢者医療制度の対象で、窓口は市区町村役場です。一方、会社の健康保険に加入していた遺族がいる場合は、その保険者への届出が別途必要になることがあります。

保険料が未納のまま亡くなった場合はどうなる?

未納分の保険料は相続人が精算する義務を負います。資格喪失の手続きの際に、未納や過払いがないか窓口で確認してもらうと安心です。

リリーフノート
北林 歩 ReliefNote 創業者。家族の重要情報マネージャ「ReliefNote」を開発。