葬儀

喪主の挨拶文例集|通夜・告別式・精進落としでの正しい伝え方

2026年11月4日監修:ReliefNote 創業者 北林 歩読了 約7分
結論

喪主の挨拶は「感謝 → 会葬へのお礼 → 故人への言葉 → 結び」の順で、1〜2分程度にまとめるのが基本です。忌み言葉を避け、原稿を見ながら話しても構いません。短く誠実に伝えることが何より大切です。

この記事の内容
  1. 場面ごとの挨拶とタイミングの違い
  2. 挨拶の基本構成(感謝・御礼・故人への言葉・結び)
  3. 使ってはいけない忌み言葉・タブー表現
  4. 場面別の挨拶文例(短め・長め)
  5. 喪主本人が話せないときの代理依頼
  6. よくある質問

喪主の挨拶は、葬儀の中で最も緊張する場面のひとつです。しかし、形式さえ押さえれば、長い名文を考える必要はありません。この記事では、場面ごとの違い、基本の組み立て方、避けるべき言葉、そのまま使える文例をまとめました。

1. 場面ごとの挨拶とタイミングの違い

喪主の挨拶が求められる場面は、主に次の4つです。それぞれ長さや目的が異なります。

挨拶の有無や回数は、葬儀の形式(家族葬・一般葬)や葬儀社の進行によって変わります。事前に葬儀社の担当者と「どの場面で誰が話すか」を打ち合わせておくと、当日迷いません。

2. 挨拶の基本構成(感謝・御礼・故人への言葉・結び)

場面が変わっても、挨拶の骨格は基本的に同じです。次の4つのパーツを押さえれば、自然な流れになります。

この順番で原稿を作っておけば、当日緊張して言葉が飛んでも、メモを見ながら落ち着いて話せます。

3. 使ってはいけない忌み言葉・タブー表現

弔事の挨拶には、昔から避けられてきた表現があります。意味を知っておくと、自然に言い換えられます。

忌み言葉を完璧に避けることよりも、落ち着いて感謝を伝えることの方が大切です。言い換えに迷ったら、シンプルな言葉を選べば問題ありません。

4. 場面別の挨拶文例(短め・長め)

そのまま使える文例です。故人の名前や続柄、エピソードの部分を差し替えて使ってください。

通夜の終わりの挨拶(短め)

「本日は、お忙しい中、お通夜にお越しいただき、誠にありがとうございました。おかげさまで、滞りなく通夜を終えることができました。明日の告別式は◯時より行います。本日は夜も更けてまいりましたので、これにてお開きとさせていただきます。ありがとうございました。」

告別式・出棺前の挨拶(長め)

「本日はご多忙の中、父(故人の名前)の葬儀・告別式にご参列いただき、誠にありがとうございます。長男の(自分の名前)でございます。皆様に代わりまして、ひと言お礼を申し上げます。父は生前、皆様に大変お世話になり、本人もいつも感謝しておりました。皆様のおかげで、父は穏やかな晩年を過ごすことができたと思っております。残された私どもは未熟ではございますが、これからも力を合わせて歩んでまいります。今後とも変わらぬお付き合いをいただけますよう、お願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました。」

精進落とし・開始時の挨拶(短め)

「本日は最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。ささやかではございますが、お食事を用意いたしましたので、故人の思い出話などをしながら、お時間の許す限りお召し上がりください。」

精進落とし・終了時の挨拶(結び)

「皆様にゆっくりお過ごしいただき、父も喜んでいることと思います。本日はこれにてお開きとさせていただきます。寒い中(暑い中)お気をつけてお帰りください。本日は本当にありがとうございました。」

関連する準備については、死亡届の書き方や葬祭費・埋葬料の申請の記事もあわせてご覧ください。

5. 喪主本人が話せないときの代理依頼

喪主が高齢であったり、気持ちの整理がつかず挨拶が難しい場合は、他の家族や友人代表に代わってもらうこともできます。

挨拶を誰が行うかは、事前に家族間で確認しておくと当日の混乱を避けられます。葬儀社の担当者にも早めに伝えておきましょう。

葬儀の前後、必要な手続きだけを、順番に

ReliefNote は、葬儀後に必要な届出・相続・解約などの手続きを、あなたの状況に合わせて案内します。生前に記録した情報は、そのまま手続きに使えます。無料。

ReliefNote を無料で使ってみる

6. よくある質問

喪主の挨拶はどう言えばいいですか?

「参列への感謝」「会葬へのお礼」「故人への言葉」「結びの挨拶」の順で、1〜2分程度にまとめるのが基本です。丁寧さよりも、短く誠実に伝えることが大切です。

喪主の挨拶で使ってはいけない言葉はありますか?

「重ね重ね」「たびたび」などの繰り返し言葉、「死ぬ」「急死」などの直接的な表現、「ますます」「再び」など不幸が続くことを連想させる言葉は避けます。「死去」は「ご逝去」、「急死」は「急なことで」などに言い換えます。

挨拶はどのタイミングで行いますか?

通夜の終わりの挨拶、告別式(出棺前)の挨拶、火葬場への出棺時の挨拶、精進落とし(会食)の開始・終了時の挨拶が代表的な場面です。葬儀社と事前に段取りを確認しておくと安心です。

喪主が話せない場合は誰かに代わってもらえますか?

施主や親族、友人代表に依頼することができます。依頼するときは「喪主の代理である」ことと、挨拶の中で触れてほしい内容(遺族への配慮など)を事前に伝えておくと、当日の進行がスムーズになります。

リリーフノート
北林 歩 ReliefNote 創業者。家族の重要情報マネージャ「ReliefNote」を開発。