生前の備え

親が亡くなった後、残されたペットはどうする?引き取りと里親探しの手順

2026年8月2日監修:ReliefNote 創業者 北林 歩読了 約7分
結論

まず家族・親族の中で一時的に世話ができる人を探し、かかりつけの動物病院に連絡します。そのうえで自治体の窓口や保護団体に相談しながら、家族が引き取るか、新しい飼い主(里親)を探すかを決めていきます。慌てて手放す前に、選択肢を確認することが大切です。

この記事の内容
  1. まず「一時的に預かってくれる人」を確保する
  2. かかりつけ動物病院への連絡と名義変更
  3. 自治体・保護団体の相談窓口
  4. 里親(新しい飼い主)を探す方法
  5. 将来のために——生前にできる備え
  6. よくある質問

親が亡くなったとき、家の中に取り残されるのは人だけではありません。犬や猫などのペットも、突然「世話をしてくれる人」を失います。悲しみのなかで人の手続きに追われがちですが、ペットの世話は待ってくれません。この記事では、親が亡くなった直後にペットのためにできることを、順を追って整理します。

1. まず「一時的に預かってくれる人」を確保する

葬儀や役所の手続きに追われる数日間、ペットを誰かが世話する必要があります。まずは短期間だけでも預かってくれる人を確保しましょう。

この段階で決めるのは「今日明日どうするか」だけで十分です。長期的にどうするかは、落ち着いてから考えても間に合います。

2. かかりつけ動物病院への連絡と名義変更

ペットの健康状態を正確に把握するため、かかりつけの動物病院に連絡しておくと、その後の預け先探しや里親探しがスムーズになります。

これらの名義は、実際に新しい飼い主が確定してから変更するのが基本ですが、かかりつけ病院への連絡だけは早めに済ませておくと安心です。

3. 自治体・保護団体の相談窓口

家族の中で引き取り手が見つからない場合や、判断に迷う場合は、一人で抱え込まずに専門の窓口に相談しましょう。

窓口によって対応できる範囲や条件は異なります。1か所で断られても、他の窓口に相談してみることをおすすめします。

4. 里親(新しい飼い主)を探す方法

家族での引き取りが難しい場合、新しい飼い主を探すことになります。焦って決めず、ペットにとって安心できる環境かどうかを見極めることが大切です。

関連する手続きの全体像は「親が亡くなったら、まず何をする?やることリストと順番」でも整理しています。あわせてご確認ください。

5. 将来のために——生前にできる備え

ペットを飼っている家庭では、「もしも」のときにペットがどうなるかを、元気なうちに考えておくことが大きな備えになります。

こうした「もしも」の備えは、「エンディングノートの書き方」の中でペット欄として書き残しておく方法もあります。

ペットの情報も、家族に残しておく

ReliefNote は、かかりつけ病院や連絡先、大切な人へ伝えたいことなど、「どこに何があるか」を1か所にまとめて残せるアプリです。ペットのことも、いざという時に家族が迷わないように記録しておけます。無料。

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6. よくある質問

親が死亡した後、飼っていたペットの引き取りはどうすればいい?

まず家族や親族の中で一時的に世話ができる人を探し、かかりつけの動物病院に状況を伝えます。そのうえで自治体の窓口や保護団体に相談しながら、新しい飼い主を探すか、家族の誰かが正式に引き取るかを決めていきます。

急にペットを預かる人がいなくなったら、どこに相談すればいい?

お住まいの自治体の動物愛護センターや保健所が相談窓口になります。地域の動物愛護団体や保護団体でも一時保護や譲渡の相談を受け付けていることがあるので、複数の窓口に当たってみるとよいでしょう。

ペットのために生前にできる備えはありますか?

緊急時に預かってくれる人をあらかじめ決めておくこと、かかりつけ病院や持病・投薬の情報を書き残しておくこと、負担付き遺贈やペット信託など飼育費用を確保する法的な手段を検討しておくことが挙げられます。

ペットの名義(鑑札・マイクロチップ)は変更が必要ですか?

犬の鑑札は登録している市区町村への届出、マイクロチップは環境省のデータベースでの登録情報変更が必要です。新しい飼い主が決まった際は、変更手続きを忘れずに行いましょう。

リリーフノート
北林 歩 ReliefNote 創業者。家族の重要情報マネージャ「ReliefNote」を開発。