手続き

死亡診断書の再発行方法とは?必要な理由・費用・請求先を解説

2026年8月5日監修:ReliefNote 創業者 北林 歩読了 約7分
結論

死亡診断書の再発行は、作成した病院・医師に依頼するのが基本です。死亡届提出後であれば、市区町村役場で「死亡届の記載事項証明書」を取得できる場合もあります。手間を避けるには、死亡届を出す前にコピーを複数枚取っておくのが確実です。

この記事の内容
  1. 死亡診断書と死亡届は一体の書類
  2. なぜコピーが何枚も必要なのか
  3. 再発行はどこに依頼する?
  4. 費用と手間の目安
  5. 死亡届提出後は「記載事項証明書」も選択肢
  6. よくある質問

「生命保険の請求書類を出そうとしたら、死亡診断書のコピーが足りなかった」——これは実際によくある困りごとです。死亡診断書は一度提出すると手元に残らない書類のため、再発行や代替手段の知識があるかどうかで、その後の手続きのスムーズさが大きく変わります。

1. 死亡診断書と死亡届は一体の書類

死亡診断書は、医師が死亡の事実を医学的に証明する書類です。日本の様式では、1枚の用紙の左側が「死亡届」、右側が「死亡診断書(死体検案書)」という構成になっており、死亡届を市区町村役場に提出すると、死亡診断書の部分も含めて役場が受理し、原本は基本的に手元に戻ってきません。

つまり、死亡届を提出したあとに「もう1枚原本がほしい」と思っても、原本を再発行することはできないのが原則です。だからこそ、提出前の対応が重要になります。

2. なぜコピーが何枚も必要なのか

死亡診断書のコピー(または原本)は、想像以上に多くの場面で提出を求められます。

必要な部数は提出先の数によって変わるため、死亡届を提出する前に、余裕を持ってコピーを取っておくことが結果的に一番の近道です。関連する届出の全体像は「親が亡くなったら、まず何をする?」でも時系列に整理しています。

死亡診断書は死亡届と一体のため、コピーを取れるのは役場に提出する前だけです。葬儀社に死亡届の提出を依頼する場合は、渡す前に必ずコピーを取るよう伝えましょう。

3. 再発行はどこに依頼する?

コピーを取り忘れたまま死亡届を提出してしまった場合、原本そのものの再発行を受けられる可能性があるのは、死亡診断書を作成した病院・医師です。

依頼する際は、電話などで事前に「死亡診断書の再発行(またはコピー)は可能か」「必要な持ち物は何か」を確認してから訪問すると、二度手間を防げます。

4. 費用と手間の目安

死亡診断書の発行・再発行にかかる費用は、数千円程度が目安とされることが多いですが、金額は病院によって差があります。正確な金額は、依頼する病院に直接確認してください。

5. 死亡届提出後は「記載事項証明書」も選択肢

死亡届をすでに提出してしまい、病院への再発行依頼が難しい、または時間がかかりそうな場合には、死亡届を提出した市区町村役場で「死亡届の記載事項証明書」を取得できる場合があります。これは、役場が保管している死亡届の記載内容を証明する書類で、死亡診断書の原本の代わりとして使えるケースがあります。

相続の届出全般で必要になる戸籍関連の書類については「戸籍の集め方」もあわせて参考にしてください。

「どこに何があるか」を、あらかじめ記録しておく

ReliefNote は、死亡後に必要な手続きと持ち物を状況に合わせて整理し、期限まで案内します。死亡診断書のコピーを取ったかどうかも、家族間で共有しておける項目のひとつです。無料。

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6. よくある質問

死亡診断書を再発行してもらうにはどこに頼めばいい?

基本的には、死亡診断書を作成した病院や医師に依頼します。死亡届提出後であれば、市区町村役場で代わりに「死亡届の記載事項証明書」を取得できる場合もあります。

死亡診断書のコピーは何枚くらい必要ですか?

生命保険金の請求、年金の手続き、相続関連の手続きなど複数の場面で必要になるため、死亡届を提出する前に5〜10部程度コピーを取っておくと安心です。

死亡診断書のコピー代や再発行費用はいくらくらいですか?

数千円程度が目安ですが、病院によって金額は異なります。正確な費用は、発行を依頼する病院に直接確認してください。

死亡届を提出した後にコピーを取り忘れたら、もう手続きに使えませんか?

病院への再発行依頼のほか、死亡届を提出した市区町村役場で「死亡届の記載事項証明書」を取得できる場合があります。窓口や必要書類は自治体により異なるため、事前に確認すると安心です。

リリーフノート
北林 歩 ReliefNote 創業者。家族の重要情報マネージャ「ReliefNote」を開発。