相続・お金

ゆうちょ銀行(郵便局)の相続手続き完全ガイド|必要書類と流れ

2026年9月24日監修:ReliefNote 創業者 北林 歩読了 約7分
結論

ゆうちょ銀行の相続は、まず最寄りの窓口か貯金事務センター(相続センター)に死亡の連絡をして口座を凍結し、次に「相続確認表」を提出します。これにより必要書類一式が個別に案内されるので、案内に沿って戸籍謄本や印鑑証明書などを揃えて提出する、という流れです。

この記事の内容
  1. ステップ1:死亡の連絡と口座凍結
  2. ステップ2:相続確認表の提出
  3. ステップ3:必要書類を揃えて提出
  4. 商品ごとに追加で必要になる書類
  5. 窓口と郵送、どちらを使う?
  6. 一般の銀行との違いに注意
  7. よくある質問

ゆうちょ銀行(旧・郵便局)の相続手続きは、一般の銀行とは流れが少し異なります。全国の口座を一括で管理する貯金事務センターを通じて処理される点が大きな特徴です。この記事では、連絡から払い戻し・名義変更までの流れを順番に解説します。

1. 死亡の連絡と口座凍結

まずは最寄りのゆうちょ銀行・郵便局の窓口、または相続専用のダイヤルに、名義人が亡くなったことを連絡します。

連絡時に通帳・キャッシュカードの番号や、亡くなった方の氏名・生年月日が分かると手続きがスムーズです。手元に通帳がない場合でも、まずは窓口に相談してみましょう。

2. 相続確認表の提出

口座凍結の連絡後、最初に行うのが「相続確認表」の記入・提出です。これはゆうちょ銀行独自の書式で、亡くなった方の口座状況や相続人の関係を申告するためのものです。

3. 必要書類を揃えて提出

相続確認表の提出後に届く案内に基づき、次のような書類を揃えて提出します(相続のパターンにより異なります)。

書類に不備がなければ、貯金事務センターでの確認を経て、払い戻し(代表相続人の口座への入金など)や名義変更が行われます。処理には一定の日数がかかるため、余裕を持って進めることをおすすめします。

4. 商品ごとに追加で必要になる書類

ゆうちょ銀行には通常貯金以外にもいくつかの商品があり、種類によって追加の手続きが必要になる場合があります。

保有している商品が複数ある場合も、相続確認表を提出すれば、まとめて必要書類を案内してもらえます。個別の商品ごとに窓口を分けて回る必要はありません。

5. 窓口対応と郵送、どちらを使う?

ゆうちょ銀行の相続手続きは、最寄りの窓口でも、貯金事務センター(相続センター)宛の郵送でも行えます。状況に応じて使い分けるとよいでしょう。

相続人が複数いて全国に散らばっている場合は、郵送でのやり取りを中心にしつつ、不明点だけ電話や窓口で確認する、という進め方も現実的です。

6. 一般の銀行との違いに注意

都市銀行や地方銀行の場合、口座のある支店で手続きが完結することが多いですが、ゆうちょ銀行は全国一括で貯金事務センターが処理を行う点が異なります。窓口はあくまで書類の受付窓口であり、実際の審査・処理はセンターで行われるため、結果が届くまでに一定の日数がかかる点を理解しておくとよいでしょう。

銀行口座の相続全般の流れについては、関連記事「親が亡くなったら、まず何をする?」もあわせてご覧ください。また、複数の金融機関の口座がある場合の全体像は「銀行口座凍結と相続手続き」でも整理しています。

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7. よくある質問

ゆうちょ銀行の相続手続きに必要な書類は?

最初に「相続確認表」を提出すると、遺産分割の状況に応じて必要な戸籍謄本・相続関係届書・印鑑証明書などが個別に案内されます。通帳やキャッシュカードの提出を求められる場合もあります。

ゆうちょ銀行はいつ口座が凍結されますか?

窓口や電話でゆうちょ銀行に死亡の事実を連絡した時点で、その口座は凍結され、出金や自動引き落としができなくなります。連絡前に公共料金などの引き落とし予定を確認しておくと安心です。

手続きは郵便局の窓口でできますか?

最寄りのゆうちょ銀行・郵便局窓口でも、相続センター宛の郵送でも手続きが可能です。窓口は書類の不備をその場で確認できる利点があり、郵送は来店の手間がかからない利点があります。

定額貯金や国債がある場合も同じ手続きですか?

基本の流れは同じですが、通常貯金・定額貯金・国民融資債券などの商品ごとに、追加の書類や証書の提出が必要になる場合があります。相続確認表の提出後の案内で確認してください。

リリーフノート
北林 歩 ReliefNote 創業者。家族の重要情報マネージャ「ReliefNote」を開発。