契約解約

親の固定電話(NTT加入電話)の解約・休止手続きと電話加入権の扱い

2026年8月1日監修:ReliefNote 創業者 北林 歩読了 約7分
結論

親の固定電話は、方針が決まらないうちは「休止」(最長2年、番号と電話加入権を維持したまま利用を止められる)を選ぶのが無難です。すぐ解約してよい場合は116に連絡し、電話加入権は相続財産として扱われる点に注意して手続きします。

この記事の内容
  1. 解約と休止、どちらを選ぶべきか
  2. 電話加入権は相続財産に含まれる
  3. 116または窓口での手続きの流れ
  4. ひかり電話とアナログ回線の違い
  5. 光回線・プロバイダとセット契約の場合
  6. よくある質問

実家の片づけや相続の話し合いを進めるなかで、固定電話の扱いは後回しになりがちです。けれど、固定電話は自動引き落としの連絡先や、古くからの知人・取引先の連絡手段として使われていることも多く、慌てて解約すると困る場合があります。ここでは、解約・休止の判断基準から、電話加入権の扱い、実際の手続き方法までを整理します。

1. 解約と休止、どちらを選ぶべきか

NTT東日本・NTT西日本の加入電話には「解約」のほかに「休止(一時中断)」という選択肢があります。実家の売却や相続の方針がまだ決まっていない段階では、休止のほうが安全なことが多いです。

迷ったときは、まず休止にしておき、遺産分割や実家の処分方針が決まってから解約に切り替えるという進め方もできます。休止から解約への変更はいつでも可能です。

親の死後の手続き全体の流れは、親が亡くなったら、まず何をする?やることリストと順番もあわせて確認してください。

2. 電話加入権は相続財産に含まれる

NTTの加入電話を契約する際に支払う「施設設置負担金」に基づく権利を電話加入権と呼びます。これは財産的価値のある権利として扱われ、相続財産の一つに含まれます

相続財産の全体像や期限については、相続手続きの期限一覧も参考にしてください。

3. 116または窓口での手続きの流れ

解約・休止・名義変更のいずれも、まずは116(NTT東日本・西日本共通の番号)に電話するのが基本です。窓口に出向く場合は、事前予約ができる店舗もあります。

必要書類は契約内容や状況によって異なるため、電話をかける前に戸籍謄本や請求書控えなど手元にある書類を確認しておくと、やり取りがスムーズです。

4. ひかり電話とアナログ回線の違い

「固定電話」と一口に言っても、従来のアナログ加入電話と、光回線を使うひかり電話では扱いが異なります。

契約している回線がどちらのタイプかは、毎月の請求書や契約書、あるいは116への問い合わせで確認できます。

5. 光回線・プロバイダとセット契約の場合

実家の固定電話が、インターネットの光回線やプロバイダとセットで契約されていることも少なくありません。この場合は、電話だけを単独で解約できないことがあります。

携帯電話やスマホの契約整理を合わせて進める場合は、携帯電話の解約・承継手続きもご覧ください。

固定電話・契約情報も、家族に伝わる形で

ReliefNote は、契約先や電話加入権の有無、連絡先などの情報を家族と共有しておける記録アプリです。もしもの時に、家族が探し回らずに手続きを進められます。無料。

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6. よくある質問

親が亡くなったら固定電話はすぐ解約すべき?

急いで解約する必要はありません。相続や実家整理の方針が決まるまでは、最長2年間番号を維持できる「休止」を選ぶこともできます。判断がつかない間は休止にしておき、後で解約に切り替える方が安全です。

電話加入権はどうやって相続しますか?

NTT加入電話の電話加入権(施設設置負担金)は相続財産の一つとして扱われます。解約・名義変更の際は、多くの場合で戸籍謄本や遺産分割協議書など相続関係が分かる書類の提示を求められます。事前にNTTの窓口や116で必要書類を確認しておくとスムーズです。

手続きは116でできますか?

はい。NTT東日本・西日本とも「116」に電話することで、解約・休止・名義変更の相談や手続き案内を受けられます。混雑時はつながりにくいこともあるため、来店予約やWeb窓口も併用すると安心です。

ひかり電話の場合も同じ手続きですか?

ひかり電話は光回線サービスの一部として提供されているため、従来のアナログ加入電話とは扱いが異なります。電話加入権が発生しないケースが多く、光回線やプロバイダの契約全体の解約・名義変更として手続きすることになります。契約内容は明細や契約書で確認してください。

リリーフノート
北林 歩 ReliefNote 創業者。家族の重要情報マネージャ「ReliefNote」を開発。