相続・お金

生命保険契約照会制度とは?使い方と必要書類をわかりやすく解説

2026年11月2日監修:ReliefNote 創業者 北林 歩読了 約7分
結論

親の生命保険の加入有無は、一般社団法人生命保険協会の「生命保険契約照会制度」で一括確認できます。わかるのは契約の有無のみで、保険金額や受取人などは契約先の保険会社に別途確認が必要です。

この記事の内容
  1. 生命保険契約照会制度とは
  2. 照会できる人・対象になるケース
  3. 照会方法と利用料金
  4. 必要書類一覧
  5. 回答でわかること・わからないこと
  6. 照会後、死亡保険金を請求する流れ
  7. よくある質問

実家の整理をしていても、親がどの生命保険会社と契約していたのかが分からず、保険証券も見つからない——という相談はよくあります。保険会社に連絡したくても、どこに連絡すればいいかすら分からない状態では、受け取れるはずの死亡保険金に気づけないこともあります。こうした場合に役立つのが「生命保険契約照会制度」です。

1. 生命保険契約照会制度とは

生命保険契約照会制度は、一般社団法人生命保険協会が運営する公式の仕組みです。対象の方(親など)が、制度に加盟している国内の生命保険会社のいずれかと生命保険契約を結んでいたかどうかを、1回の申請で一括照会できます。

相続全体の期限については相続手続きの期限一覧も合わせて確認しておくと、照会と並行して進めるべきことが整理しやすくなります。

2. 照会できる人・対象になるケース

照会を申請できるのは、原則として対象者(亡くなった方など)の法定代理人や法定相続人など、一定の利害関係がある方です。親が亡くなった場合は、子などの法定相続人が申請できます。

3. 照会方法と利用料金

申請方法は、オンラインと郵送の2種類が用意されています。

方法特徴向いているケース
オンライン申請生命保険協会のウェブサイトから申請。書類は画像データでアップロードパソコン・スマホ操作に慣れている方
郵送申請所定の申請書に記入し、必要書類のコピーを同封して送付紙の書類でやり取りしたい方・代理人が複数いる場合
照会結果は郵送で届くのが基本です。申請内容に不備があると差し戻しになり、さらに時間がかかることがあるため、必要書類は事前にしっかり確認してから提出しましょう。

4. 必要書類一覧

死亡を理由に照会する場合、一般的に次のような書類の提出が求められます。制度の案内ページで最新の必須書類を必ず確認してください。

戸籍謄本の集め方に見通しが立たないときは、戸籍謄本の集め方の記事も参考になります。

5. 回答でわかること・わからないこと

照会制度の回答内容は、思っているより限定的です。あらかじめ把握しておきましょう。

「契約あり」と通知されても、それだけで保険金が受け取れるわけではありません。あくまで次に連絡すべき保険会社がわかるという位置づけの制度です。

6. 照会後、死亡保険金を請求する流れ

照会で契約先の保険会社がわかったら、実際の請求手続きに進みます。

  1. 通知された保険会社のコールセンターや窓口に、死亡の事実を連絡します。
  2. 保険会社から送られてくる請求書類(死亡保険金請求書など)に必要事項を記入します。
  3. 死亡診断書の写しや戸籍謄本、受取人の本人確認書類など、保険会社が指定する書類を準備して提出します。
  4. 保険会社の審査を経て、死亡保険金が受取人の口座に支払われます。

必要書類や手続きの細かな流れは保険会社ごとに異なります。具体的な請求の進め方は生命保険金の請求方法の記事で詳しく解説しています。

「どこに何があるか」を、今のうちに記録しておく

生命保険契約照会制度は便利な仕組みですが、本来は保険証券や契約先が事前にわかっていれば不要な手間です。ReliefNote では、保険・口座・契約などの情報を家族と共有しておけます。無料。

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7. よくある質問

親がどの生命保険に入っていたかわからない場合はどう調べる?

一般社団法人生命保険協会が運営する「生命保険契約照会制度」を使うと、国内の生命保険会社に対して契約の有無を一括で確認できます。オンラインまたは郵送で申請し、必要書類を提出します。

生命保険契約照会制度の利用には費用がかかりますか?

1回の照会につき所定の利用料がかかります。具体的な金額は変更される場合があるため、申請前に生命保険協会の公式サイトで最新の料金を確認してください。

照会結果ではどこまでわかりますか?

わかるのは、対象の方が生命保険会社と契約していたかどうかという事実のみです。契約している保険会社名は通知されますが、保険金額や受取人、契約内容などは各保険会社に別途確認が必要です。

契約が見つかったら、次に何をすればいいですか?

通知された保険会社に連絡し、死亡保険金の請求手続きを行います。保険会社ごとに必要書類や請求方法が異なるため、各社の案内に沿って進めます。

リリーフノート
北林 歩 ReliefNote 創業者。家族の重要情報マネージャ「ReliefNote」を開発。