没後の手続き

親が亡くなったら郵便物はどうする?転送届と不要郵便の止め方

2026年9月30日監修:ReliefNote 創業者 北林 歩読了 約7分
結論

親が死亡したら、郵便局の窓口で「転居・転送サービス」を相続人が代理申請し、実家宛の郵便を自分の住所へ転送してもらいます。有効期間は通常1年で、遺産整理が長引く場合は期限前に延長の再届出が必要です。DMや会員誌は転送では止まらないため、発行元へ個別連絡します。

この記事の内容
  1. 代理での転送届の手続きと必要書類
  2. 転送サービスの有効期間と延長・再申請
  3. 不要なDM・カタログ・会員誌の止め方
  4. 重要書類が混ざる郵便物の見分け方と注意点
  5. 実家を空き家にする場合・賃貸退去時の転送先設定
  6. よくある質問

葬儀や役所の届出が一段落しても、実家には毎日のように郵便物が届き続けます。放置すると、税務署や金融機関からの重要な通知を見逃したり、郵便受けが溢れて空き家管理の妨げになったりします。ここでは、亡くなった親宛の郵便物をどう整理していくか、実務的な手順を順番に整理します。

1. 代理での転送届の手続きと必要書類

日本郵便の「転居・転送サービス」は、本来は引っ越しをする本人が届け出る制度です。しかし本人が死亡している場合は、同居していた親族などが代理で手続きできます。窓口またはインターネット(e転居)で申請できますが、本人死亡のケースでは窓口での申請が確実です。

窓口ごとに求める書類の運用に幅があります。訪問前に管轄の郵便局へ電話し「本人死亡による代理の転居・転送届」である旨を伝えて、当日必要な持ち物を確認しておくと二度手間になりません。

2. 転送サービスの有効期間と延長・再申請

転送サービスの有効期間は、届出日から通常1年間です。1年が経過すると自動的に転送は終了し、以降の郵便物は実家の住所にそのまま届いてしまいます。

3. 不要なダイレクトメール・カタログ・会員誌の止め方

郵便局の転送サービスは、あくまで「宛先住所を変える」仕組みであり、不要な郵便物そのものを止めるものではありません。通信販売のカタログ、クレジットカードの利用明細、会員誌、同窓会や趣味の会からの案内などは、転送され続けてしまいます。

クレジットカードの解約手続きについては、クレジットカードの解約手続きの記事もあわせてご確認ください。

4. 重要書類が混ざる郵便物の見分け方と注意点

転送されてくる郵便物の中には、単なる広告と一緒に税務署・年金事務所・金融機関からの重要な通知が紛れていることがあります。見た目が地味な封筒でも、開封せずに処分するのは避けましょう。

相続に関わる各種期限の全体像は、相続手続きの期限一覧の記事にまとめています。あわせて確認しておくと、郵便物の優先順位もつけやすくなります。

5. 実家を空き家にする場合・賃貸退去時の転送先設定

実家をしばらく空き家として管理する場合と、賃貸を退去する場合とでは、郵便物の転送先の考え方が少し異なります。

実家の片付けや今後の管理方針を考える際は、相続した空き家の管理・活用の記事も参考になります。

必要な手続きだけを、順番に

ReliefNote は、あなたの状況に必要な手続きだけを絞り込み、期限や持ち物まで案内します。郵便局や各契約先の連絡先も記録しておけば、いざという時にすぐ確認できます。無料。

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6. よくある質問

親が死亡したら郵便物はどう処理すればいい?

郵便局の窓口で「転居・転送サービス」を相続人が代理申請し、実家宛の郵便物を自分の住所へ転送するのが基本です。本人確認書類に加え、死亡と相続関係が分かる書類の提示を求められる場合があります。

転送届は本人以外でも申請できる?

転居・転送サービスは原則本人申請ですが、本人が死亡している場合は同居の親族などが代理で手続きできます。窓口に本人死亡の旨を伝え、必要な書類は事前に管轄の郵便局へ確認すると確実です。

転送サービスの有効期間はどれくらい?

転送期間は届出日から通常1年間です。1年を過ぎても遺産整理や実家の売却・退去が終わっていない場合は、期限が切れる前に再度届出をして延長する必要があります。

不要なダイレクトメールはどうやって止める?

通信販売のカタログや会員誌は、郵便局の転送では止まらないため、送付元の企業・団体へ個別に連絡し、死亡による配送停止や会員資格の解約を依頼する必要があります。

リリーフノート
北林 歩 ReliefNote 創業者。家族の重要情報マネージャ「ReliefNote」を開発。