契約解約

火災保険・自動車保険の名義変更と解約手続きガイド

2026年8月6日監修:ReliefNote 創業者 北林 歩読了 約7分
結論

まず保険会社・代理店に契約者死亡の連絡をします。そのうえで住み続ける・車を使い続けるなら名義変更(契約承継)、使わないなら解約を選びます。解約時は未経過分の保険料が返還されるのが一般的です。

この記事の内容
  1. まず何をする?連絡先と必要書類
  2. 火災保険:名義変更か解約かの判断基準
  3. 相続人が複数いる場合の代表者の決め方
  4. 解約時の未経過保険料の返還
  5. 自動車保険は車両の名義変更と連動させる
  6. よくある質問

親が亡くなると、火災保険や自動車保険は自動的には引き継がれず、家族側から保険会社へ連絡して手続きを進める必要があります。放置すると補償が実質的に機能しない状態になったり、不要な保険料を払い続けてしまったりすることもあります。この記事では、連絡から名義変更・解約までの流れを整理します。

1. まず何をする?連絡先と必要書類

契約者が亡くなったら、加入している損害保険会社または保険代理店に連絡します。証券番号が分かると話が早く進みますが、分からなくても契約者名・住所・生年月日を伝えれば調べてもらえることがほとんどです。

必要書類は保険会社や契約内容によって異なります。連絡時に「今回のケースで必要なもの」を確認してから準備すると二度手間になりません。

2. 火災保険:名義変更か解約かの判断基準

火災保険(建物・家財)は、実家をどうするかによって選択が変わります。

実家の片付けや空き家の管理を検討している場合は、相続した空き家の管理と手続きも参考になります。

3. 相続人が複数いる場合の代表者の決め方

相続人が複数いても、保険会社とのやり取りを全員で行う必要はありません。一般的には次のように進めます。

遺産分割協議書の準備を進めている場合は、遺産分割協議書の書き方も合わせて確認すると全体の流れがつかみやすくなります。

4. 解約時の未経過保険料の返還

火災保険・自動車保険とも、契約期間の途中で解約すると、未経過分の保険料が返還されるのが一般的です。ただし条件や金額は保険会社・商品・契約年数によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

解約返戻金の金額や計算方法は契約内容・保険会社によって異なります。「だいたいいくら戻るか」は必ず保険会社に個別に確認してください。

5. 自動車保険は車両の名義変更と連動させる

自動車保険は、車検証上の所有者名義と切り離して考えることができません。次の順で進めると手戻りが少なくなります。

車の名義が変わっているのに保険契約者が故人のままだと、契約内容と実態がずれ、事故が起きたときに補償を受けられないおそれがあります。車両の名義変更と保険の手続きは、できるだけ同じタイミングで進めましょう。車の名義変更の詳しい流れは自動車の相続名義変更で確認できます。

必要な手続きだけを、順番に

ReliefNote は、あなたの状況に必要な手続きだけを絞り込み、期限や持ち物まで案内します。生前に記録した保険・契約情報は、手続きの場面でそのまま使えます。無料。

ReliefNote を無料で使ってみる

6. よくある質問

親が亡くなったら火災保険や自動車保険はどうすればいい?

まず保険会社または代理店に契約者死亡の連絡をします。そのうえで、住み続ける・車を使い続けるなら名義変更(契約承継)、使わないなら解約を選び、未経過分の保険料は解約時に返還されるのが一般的です。

火災保険は名義変更と解約どちらを選ぶべき?

相続した家に住み続ける、または賃貸に出す予定があるなら名義変更が基本です。売却や解体が決まっている、空き家のままにする予定がないなら解約を検討します。判断に迷う間は名義変更で契約を維持しておくと補償が途切れません。

相続人が複数いる場合、誰が保険会社とやり取りすればいい?

法律上の代表者が決まっているわけではないため、相続人の中から手続きを進める人(代表相続人)を話し合いで決め、保険会社にはその方の連絡先で統一するとスムーズです。他の相続人の同意書類の提出を求められることもあります。

自動車保険は車の名義変更と別々に進めていい?

別々には進められますが、車検証の所有者名義変更(相続)と自動車保険の契約者・車両入替の手続きは連動させる必要があります。車の名義が変わっているのに保険契約者が故人のままだと、事故時に補償が受けられないおそれがあります。

リリーフノート
北林 歩 ReliefNote 創業者。家族の重要情報マネージャ「ReliefNote」を開発。