相続・お金

相続手続きに必要な「残高証明書」の取得方法|必要書類・費用・発行日数を解説

2026年10月6日監修:ReliefNote 創業者 北林 歩読了 約7分
結論

残高証明書は、死亡日時点の預金残高を金融機関が証明する書類です。戸籍謄本などで相続人であることを示し、各金融機関の窓口で請求します。発行は数日〜2週間程度、手数料は数百円〜千円程度が目安です。

この記事の内容
  1. 残高証明書とは何か・なぜ必要か
  2. 請求に必要な書類
  3. 取得の手順
  4. 費用と発行までの日数
  5. 既経過利息と相続税評価への影響
  6. よくある質問

遺産分割や相続税の申告を進めるには、故人がどの金融機関にいくら財産を持っていたかを、正確な資料で確認する必要があります。その基礎資料になるのが「残高証明書」です。本記事では、請求に必要な書類から、費用・発行日数、複数の金融機関へ請求する際の段取りまでを整理します。

1. 残高証明書とは何か・なぜ必要か

残高証明書とは、特定の時点における預金残高を金融機関が公的に証明する書類です。相続の場面では、故人の死亡日時点の残高を証明してもらうために取得します。

なお、口座は金融機関が死亡を把握した時点で凍結され、通常の入出金ができなくなります。凍結の仕組みについては別記事「銀行口座が凍結されたらどうする」でも詳しく解説しています。

2. 請求に必要な書類

必要書類は金融機関によって多少異なりますが、一般的には次のようなものを求められます。

相続人が複数いる場合でも、残高証明書の請求自体は相続人の1人から単独で行えるのが一般的です。戸籍謄本の集め方は「戸籍謄本の集め方」の記事も参考にしてください。

3. 取得の手順

複数の金融機関に口座があった場合、1行ずつ順番に進めると時間がかかります。次のような段取りがおすすめです。

4. 費用と発行までの日数

残高証明書の発行手数料や発行までの日数は、金融機関ごとに異なります。一般的な目安は次のとおりです。

項目一般的な目安備考
発行手数料数百円〜千円程度/1口座・1時点金融機関・支店により異なる
発行までの日数当日〜2週間程度窓口か郵送か、支店の混雑状況により異なる
請求できる人相続人の1人から請求可能な場合が多い金融機関により取扱いが異なる
金額や日数はあくまで一般的な目安です。実際の手数料・取扱いは、口座のある金融機関の最新の案内を必ず確認してください。

5. 既経過利息と相続税評価への影響

残高証明書には、死亡日時点の預金残高に加えて、「既経過利息」(まだ支払われていないが、その時点まで発生している利息)が記載されることがあります。

相続税の申告が必要かどうかの判断基準や、申告期限(10か月以内)については「相続手続きの期限一覧」でまとめて確認できます。

「どの金融機関に口座があったか」を、生前にメモしておけますか

残高証明書の取得でいちばん時間がかかるのは、実は「取引のあった金融機関を洗い出す」段階です。ReliefNote では、口座や契約の情報をあらかじめ記録しておけるので、いざという時に家族が探し回らずに済みます。無料。

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6. よくある質問

相続の残高証明書は、どこで・どうやって取得しますか?

故人が口座を持っていた金融機関の窓口や相続専用の受付に請求します。死亡が分かる戸籍謄本と、相続人であることを示す戸籍謄本、請求者の本人確認書類などを提出し、死亡日時点の残高証明書の発行を依頼します。

残高証明書の取得に必要な書類は何ですか?

一般的には、死亡が分かる戸籍謄本(除籍謄本)、請求者が相続人であることが分かる戸籍謄本、請求者の本人確認書類、認印が必要です。金融機関によって求める書類が異なるため、事前に電話で確認すると手続きがスムーズです。

残高証明書の発行には、費用と時間がどれくらいかかりますか?

発行手数料は金融機関ごとに異なり、数百円から千円程度が目安です。発行までの日数も金融機関によって異なり、窓口でその日に受け取れる場合から、郵送で1〜2週間ほどかかる場合まで幅があります。

残高証明書は何のために必要なのですか?

遺産分割協議や相続税申告では、死亡日時点の正確な財産額を把握する必要があります。残高証明書は、その時点の預金残高を金融機関が公的に証明する資料として使われます。

リリーフノート
北林 歩 ReliefNote 創業者。家族の重要情報マネージャ「ReliefNote」を開発。